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当たり前のことを当たり前にやる。そんな姿を子どもたちに見てほしい

2019.12.03

高田さんファミリー

白金と三田でベーカリー「L'atelier Cocco(ラトリエコッコ)」を2店舗経営する高田麻友美さんは、ご主人と、4歳の男の子、3ヶ月の男の子の4人家族。
ずっと食に関わるお仕事をしてきた高田さんが、独立、結婚、出産・育児を経験して考える将来の夢とは?食を通じたご家族とのコミュニケーションについてもお聞きしました。

子どもの頃からの夢が現実に

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私はこれまで食に関連するお仕事をずっとしてきて、独立してお店を始めました。元々はケーキ屋さんでパティシエとして働いていて。子どもの頃からの夢が職業になったかたちですね。ケーキ屋さんではパンも販売しており、パン作りもその時に基本を習得。その後レストランに転職し、レストランパティシエとして仕事をしていたのですが、その時のオーナーが生産者の顔が見える野菜を使っていて、安全安心な食材を使う大切さを学びました。

次にさらにもう1店舗転職をして経験を積むか独立をするか迷っていたところに、知り合いのお店が閉店することを知り、そちらで自分のお店を出すことになったんです。25歳、独身の時。若かったので不安もなかったですね(笑)。 これまでの経験という点と点がつながり、「ラトリエコッコ」の安心安全の食材を使ったパンを作る、というコンセプトにたどり着いた瞬間でした。

旬のものを収穫して「大事に食べる」ということ

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今では白金本店はオープンして9年目、三田店は4年目。その間に結婚し、2人の子どもたちと向き合いながら毎日を過ごしています。白金本店は7時オープンのため、パンを焼き始めるのは5時。家事や子どもたちの保育園送りは主人が協力してくれています。主人とは私がお店をオープンしてから出会ったので、このライフスタイルを理解してくれているのはありがたいですね。

家族で大切にしている習慣は、月に1度は埼玉の実家で運営している「コッコファーム」で野菜やハーブを家族で収穫すること。旬のものを自分で収穫して食べることで、野菜などがどのようにして育つのか「過程」を知ることで、味だけではなく好き嫌いが減るのかなと。そして、手をかけて育った食材を「大事に食べる」ことを、言葉ではなく実体験を通して子どもたちに感じてほしいと思っています。

ちなみに、お店で販売している無農薬ハーブティーはファームで栽培しているものなんですよ!ファームで採れた野菜は、惣菜パンの具材として使ったり、生地に練りこんだりなど加工して使うこともあります。

毎日の食事は当たり前のように出汁をとる生活に

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お店では、毎日、極力オーガニックな素材で、天然酵母を使ったパンを提供していますが、家庭での食事を作るときも、添加物を使わない料理作りを心がけています。でもあまり極端にこだわりすぎると自分を縛りすぎて窮屈になってしまうので、無理のない範囲で。料理を作るときの出汁作りは、忙しければ花がつおを使うときもありますが、時間があれば親子で鰹節を削ります。食事のシーンとしてそれが当たり前の風景として思える環境にしたいです。鰹節削りが上手にできなくても、それも楽しんでいます。

クッキングスクールを子どもたちと作りたい

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将来の目標は、現在のお店2店舗が地域に根付いてずっと続けていくこと。そして子どもが生まれてから、子ども向けワークショップを定期的に開催しているのですが、現在小学生を対象にしたクッキングスクールを開く準備をしています。

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実は私が子どもの頃、「子ども向けのお料理教室があったら行ってみたい」と思っていたんです。普段当たり前のようにしている出汁の取り方や、パンの作り方などを「見る」「体験する」というかたちで参加してもらえれば。毎日忙しいママさんたちは料理を教える時間がないと思うので、少しでも同じ母という立場からお役に立てればと思っています。

将来は自宅でのスクールも考えていますので、子どもたちにも手伝ってもらえたら最高ですね!

高田麻友美さんのインスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/mayumi_cocco/